柔術をはじめて1年ぐらい経過しましたでしょうか。
ライン2−3本になると「とりあえず道場行く」ことが生活の一部になり、ブラジリアン柔術が生活の一部になって来る頃でしょう。
また、人によっては、↓こんなことを感じるようになるでしょう。
「もっと強くなりたい!」
「こうやったらもっと強くなるのでは?」
「この前、Youtubeで見た技をやってみたい」
「仕事やめて柔術して暮らしたい!」
柔術が持つ中毒性に見事にやられていますね。
そんなジャンキーになりかけの方々に、末永く柔術を楽しむための注意点を述べておきましょう。
怪我をしない事が最優先
柔術が大好き!
そんな柔術狂にとって一番ツライのは、柔術が出来ないことです。
特に怪我で練習が出来ない事は非常にストレスが溜まります。
骨折系の大きな怪我をすると2ヶ月ぐらい練習が出来なくなります。
柔術の練習には行けないけど、SNSでは楽しそうな練習風景や試合の様子がアップされ、より一層悔しさを噛みしめることになります。
なんですか、この拷問は?
怪我で休むと「いろんな動画をみて研究が出来る」とか「一歩引いて自分の柔術を客観的に見えるようになる」とかメリットもありそうですが、白帯のうちはそんなことを考えるより実際の練習を通じて試行錯誤した方が早いです。
とにかく大きな怪我をせずに、コンスタントに練習を続ける事が健全であり、結果的に早く上達することになります。
これに関しては、私のような名もない青帯柔術家だけが言っている訳じゃありません。
あのミルコ・クロコップも2016年末のRIZINで大活躍した那須川選手にこんな事を言っています。
「自分の歩いてきた道でもあるので、アドバイスをするとすれば、まず大きなケガをしないこと。そして、真剣に節制して、一つの道を歩いて行けば、間違いなくMMAを背負って立つスターになると思う」
怪我しないために出来ること1:休む
無理せずに休みましょう。
体に乳酸が溜まった状態で練習に行くぐらいであれば、思い切って休みましょう。
重たい体で練習するよりもフレッシュな状態で練習に参加しましょう。
ある程度練習して、体が柔術に慣れたとしてもプロでもない限り3日連続までがギリギリな気がします。
仕事から開放された金曜の夜に道場に出陣し、土曜、日曜と道場入り浸りの暮らしをしたら、月曜は休息です。
どんなにハマってもこのルールを守りましょう。
怪我しないために出来ること2:冷静になる
スパーリング中につい熱くなって冷静さを失ってしまうことはありませんか?
スパーリングは試合ではありません。
前のめりに首から突っ込むのはやめましょう。
熱くなりすぎずに、冷静に対処しましょう。
怪我しないために出来ること3:早めのタップ
また関節が本当に極まるまでタップしないのではなく、形に入ったらタップするぐらいのタイミングで諦めましょう。
関節技が極まる・極まらないも大事ですが、もっと大事なのは、その形にならないことです。
結論:末永く柔術を楽しもう
柔術ジャンキーになってしまうのは仕方がありません。
残念ながら一定確率でなります。
私もそうです。
柔術ジャンキーになってしまうと治りません。
現代医学では無理です。
治療は諦めて、うまく付き合っていくことを考えましょう。
柔術と同じで、相手の動きを感じながら上手く転がせば良いのです。
1日でも長く柔術を楽しむためにも、怪我をせず、人生を通じて楽しみましょう。
柔術は生涯スポーツです!
コメント